金子真歩のブログ(ライブレボリューション 取締役)

株式会社ライブレボリューションの取締役 金子真歩のブログです。

◇新卒で入社するなら大手かベンチャーか?

ちまたでは「新卒で入社するなら大手かベンチャーか?」という議論がなされているようです。

 

◇<ベンチャー支持>大企業のほうが成長できるとか完全にウソ

◇<大手支持>新卒で大企業に入社して良かった【7つ】のポイント☆

 

まず、ベンチャー支持の理由は以下のようです。

・ベンチャーのほうが成長速度が速い

・大手は研修制度があるというが、研修制度で成長はできない

・大手はリーダーシップを鍛える機会が最初の数年間ほとんどない

・大手では環境が整っていない場所でビジネスができない人になる

・大手では成果が問われる経験もリスクをとる経験もないまま育ってしまう

 

一方、大手支持の理由は以下のようです。

・大手は研修制度がしっかりしているため座学のビジネスマナーが身につく

・大手に入社すれば成長速度が遅いため、そもそもスキル不足で転職出来ずに勤続年数を稼ぐことができる

・大手はゆっくりしか成長しなくても解雇されにくい

・大手は周りも成長しないから、成長しなくても焦らなくてもすむ

・大手は福利厚生が充実している

・大手は市場から学ぶ能力のない人に向いている(お膳立てがないと学べない人向き)

・大手は学歴審査があるため高学歴組織になり、怖い人がいない

・大手はいろんな人がいる

・大手は人が多いので、自分の業務に専念できる

 

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私自身(金子)、大手とベンチャーの両方を経験していますが、成長スピードという点で見れば、圧倒的にベンチャーのほうが優位でしょうね。ただし、どちらが良いというのではなく、人それぞれの向き不向きの問題だと思います。

 

また、個人的には「大手かベンチャーか」という選択よりも、「良い企業か、そうでない企業か」という選択のほうが重要だと思います。

 

就活生のみなさんには「自分とマッチしている良い企業」に入社してもらいたいものです。

◇「12月1日就活解禁」という間違った解釈。実はもうとっくに始まってた!?

◇「12月1日就活解禁」という間違った解釈。実はもうとっくに始まってた!?

採用に関わる人間として、この記事に非常に共感できます。12月1日から就活解禁だから、それから始めればよいという学生さんがいます。しかし、この12月1日解禁というのは、「経団連に所属する企業が採用活動を開始する日付」であり、「学生さんが就職準備を開始すべき日付」ではありません。

極論かもしれませんが、「イチローはプロ野球球団に就職するための準備を幼少期から行っていた」と言ってもよいでしょう。

つまり、「学生さんが就職準備を開始すべき日付」は、その学生さんがどんな人生を歩みたいのか、どんな仕事をしたいのか、今までどんな資質を身につけてきたのかによって異なるはずです。準備万端という人はゆっくりスタートで構いませんし、そうでない人は早めスタートしたほうがよいでしょう。

しかも、そもそも「経団連に所属していない企業(大半の企業)」は、「12月1日開始」の縛りを受けません。もうすでに2015年採用の募集を締め切ろうとしている企業も存在するということも知ってください。で、もっと言うならば、「経団連に所属している企業」の中でも、すでに裏でいろいろと採用活動を開始している企業も存在しています。

学生のみなさんには後悔のない就活を行ってもらいたいものです。

◇内定を勝ち取るための「就活支援」Androidアプリを一挙紹介【まとめ】

◇内定を勝ち取るための「就活支援」Androidアプリを一挙紹介【まとめ】

就活で使えるAndroidアプリの紹介です。情報収集、スケジュール管理、体調管理、モチベーション管理、面接対策などに、アプリを有効活用しましょう。

http://xxaxxfanxx.blog.fc2.com/blog-entry-135.html

 

◇就活後ろ倒しで、学歴偏重が強まるワケ~学歴フィルターによる学生ふるい落としの実態

◇就活後ろ倒しで、学歴偏重が強まるワケ~学歴フィルターによる学生ふるい落としの実態

政府からの要請により、企業の採用活動がどんどん後ろ倒しになっていく傾向にあります。この動きが続くけば続くほど「学歴偏重」が強まるという記事です。確かに企業の採用担当者さんたちと情報交換すると、現時点でもそういう動きが強まっているという実感があります。学生さんはなるべく早期から就活を意識し、準備したほうがよいでしょう。

http://biz-journal.jp/2013/10/post_3141.html

◇就活なにすればいい?始める前にしっておきたい常識

◇就活なにすればいい?始める前にしっておきたい常識

現役採用担当者として、この記事で述べられている6つの常識は「確かに」と思うことが多いです。

 

1.学歴で切られることは多い (東大・京大・早慶一橋以外は何かしら区別される。一部コンサルは国立理系院、その他で区別する)

 

2.筆記試験を課す企業がほとんどなので、通らないと面接に行けない

 

3.コネ採用を起用している大企業は一定数あるが、富裕層の子弟が殆ど。よって、付け焼刃のコネはほぼ役に立たない

 

4.OB訪問が結果的に役に立つのは、コネクションができるというよりも、企業研究が進み十分練られた志望動機が作成できることによる

 

5.体育会系を好む会社は多い。「チームで理念を共有し、成功に貢献できた」という経験のある方が多いため

 

6.自信オーラがある人間は強い。内から溢れる自信は、成功体験や今までの行動に起因することころが大きい

 

 

記事紹介→「ライブレボリューション採用担当取締役 金子真歩のご紹介」

プレジデントブログに私のことを取り上げていただきました。今回は「ライブレボリューション採用担当取締役 金子真歩のご紹介」という記事で、私自身を紹介してくださっています。起業直後の話や、採用に関する話が記載されています。ご興味がある方はご覧になってください。

ライブレボリューション代表取締役社長 増永寛之を紹介します

こんにちは、金子です。
今日は当社の代表取締役社長である増永の紹介をしたいと思います。

株式会社ライブレボリューション代表取締役社長・増永寛之

私が彼と出会ったのは当時勤務していた大和証券です。
本社の戦略企画室で勤務していたにもかかわらず、「渋谷支店に面白い一年生が
いる」という噂を聞いたので会いにいきました。もしあの時、わざわざ渋谷支店
まで行かなかったら今の私はありません。 それにしても一年生なのに本社まで名前が轟いていたのですから凄いといえば 凄いですよね。 当時はインターネットバブルが膨らんでいる真っ最中で、彼はその真っ只中で ネットビジネスの可能性を真剣に考えていました。 それから約4ヶ月後だったでしょうか、私のところに彼から内線がかかって来て、 「起業するから一緒にやりませんか?」と誘われたので、その場で「ぜひ!」 と返答しました。私は彼からの誘いを知らず知らずのうちに待っていたのかもし れません。 2000年8月に会社を立ち上げたわけですが、その後は思い通りには まったくいきませんでした苦笑。 彼も私もそれだけ未熟だったということです。 ただ、未熟でピンチに陥りながらもギリギリのところで生き延びたのは 社長である増永の決断力のなせる技だったことは間違いありません。 みんなが「ベンチャーキャピタルへの出資願いを継続しましょう」と いっている中で、彼は「もうそれはやめる。アルバイトをやってでも稼ぐ」と 言い出し、みんなを唖然とさせました。 そして、彼の知り合いの社長のところで仕事をとってきて、 翌月には売上ゼロから、なんと黒字に転換させたのです。一ヶ月で黒字って・・・。 2005年には、今の会社からは想像もできない状況を一変させました。 それまでは「企業文化」の「きの字」もなく、メンバー間の連帯感もない中で、 「このまま経営していても無駄。ゼロから創り直す」といって、 理念を定め、価値観を重視し、成果報酬をやめ、2007年からは中途採用を完全に やめてしまい、新卒採用のみに切り替えてしまいました。 ビジネスモデルも2000年12月~2004年10月(第一期)、 2004年10月~2011年12月(第二期)、 2012年1月~(第三期)で大きく変遷。 そのうちの第一期と第三期は彼のジャッジが冴えていました。 ちなみに、失敗したビジネスモデルも多数(笑)。いろいろ経験してセンスを 磨いているのだと思います。 私の役割も2000年~2007年までと2007年~では大きく変わりました。 前半は現場で売上をたててきました。しかし後半は採用に特化しています。 増永曰く、「採用は超重要ですから」とのこと。 身の引き締まる思いです。 今では採用セミナー、採用試験、採用面接、プロモーションなど全般を担当し、 増永とともに素晴らしいメンバーの採用に全力を尽くしています。 当然企業ですから利益を出さなければなりません。 前半は「成長を重視する」という社会の風潮に流されて、利益は赤字でも拡大する というやり方をとっていました。しかし、2008年からは、利益があってこそ、 継続的に経営できるという方針で、毎月黒字を継続してきました。 この方針転換も社長である増永によるもので、この方針をベースにさまざまな 改革が進み、仕組みが整備され、今に至ります。 先日、全社で『ビジョナリーカンパニー2』という書籍を読み合わせしました。 偉大な会社へのすべてのスタート地点は「トップ」であると再確認しました。 同著には「第五水準の経営者」とあるのですが、経営者(トップ)次第で、 会社全体がごろっと変わるところをなんどか見てきました。 もちろん、創業時から社長は増永なので、増永自身が変化しているわけですが、 これからも偉大な企業、理想の企業を創造すべく変化していくのでしょう。 プライベートではテニスにはまっているようです。 どうしても経営者は運動不足になりがちですからね、よいことです。 会社の飲み会にも参加したり、ユニットメンバーを誘って食事に行ったり、 年末には「お茶会」といって、就業時間中に増永のポケットマネーで 全員(ユニット毎に)と会議室でお茶をするという企画も毎年続けています。 かといって、昨年は10ヶ月も会社を休んで読書に集中していた、なんてことも。 不思議ですね・・・それでも会社は成長していますし。 これからもさまざまな困難が待ち受けているでしょうが、増永をサポートしながら 私も理想の企業創りの一助になれればと考えています。 そのためには素晴らしい仲間を採用しなければ、ですね(笑)。 ここには書ききれませんが、代表取締役社長である増永がどんな人物であるかの イメージが少しでも伝われば幸いです。 ●増永寛之の「プレジデントブログ